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【熊本県上益城郡嘉島町】嘉島町立嘉島中学校様|横断幕制作

今回は上益城郡嘉島町の【嘉島町立嘉島中学校】様よりご依頼をいただき、横断幕のデザイン制作と印刷をおこないました。嘉島中学校様には毎年別にのぼり旗をご発注いただいておりまして、今回は横断幕のデザイン制作と印刷もご発注いただきました。ありがとうございました。

横断幕の内容としては、令和3年度に様々な大会やコンクールなどで優秀な成績を修められた生徒さん、チームのみなさんを表彰するもの。細かく見ていくと、「ロボットコンテスト大会」や「ジュニア料理選手権」など、執筆している私の中学生時代にはなかったような大会も・・・時代は変わっているのですね。
特に、ジュニア料理選手権ではグランプリ!日本一ってすごいことですね。おめでとうございます!

今回のデザインは奇しくも嘉島中学校の卒業生であるスタッフが担当。母校のためにがんばりました。ポイントは嘉島中学校様のイメージカラーであるブルーを基調に、分かりやすくかつハッキリ目立つようにデザインすることを心がけています。また、グラフィカルなデザイン性を求めるのではなく、シンプルに作ることも重要視しました。

横断幕の印刷・加工のについては、事前に校長先生より「風が強いところ」かつ「長期間掲示したい」というポイントを伺っていましたので、「強度」を重視しました。横断幕の素材には、風などによるひっぱりに対する強度の高い「ターポリン」を採用。ちなみにターポリンは建設現場の養生幕などにもよく使われる素材で、強度には定評があります。

また、ターポリン素材の場合、通常ですと幕の四辺は刃物でカットして仕上げます。ターポリンという素材自体が丈夫ですので、通常でしたらそれでも十分なのですが、今回は強風への備えと長期間の使用を想定して、幕の周囲を折り返し、縫い合わせることで、さらに幕の強度を上げています。たとえ強風が吹く場所で2年ほど掲示していても、おそらく幕に破れなどが起こることはないはずです。

今回は、横断幕のデザインと印刷に合わせて、設置までのご依頼でした。コロナ渦の状況も鑑みて、生徒さんや教職員の方の登校がほとんどない土曜日に取り付けを行うことにし、2月の某日、私が嘉島中学校様に伺いました。

実は、この日の設置開始時間ごろから雪が降り出しまして、ブルブル震えながら指定されたフェンスに幕の設置を行いました。今回の取り付けには結束バンドを使用。横断幕がたるまないようにピンと張りながら、適度な間隔で鳩目穴に結束バンドを通し、締めていきます。約30分ほどで取り付け作業は終了。終わったとほぼ同時に雪も止みました。

どうせなら、止むのを待って取り付ければよかった。と心の底から思いました。

後日、大変ご満足いただいた旨のお電話を、校長先生よりいただきました。設置した場所のフェンスは学校の正門の横ですので、毎日生徒さんや教職員の方、学校に用事があって来られた方などに見ていただけます。制作した横断幕がたくさんの人に見ていただけると思うと、携わったデザイナーのスタッフや私も嬉しくなります。
今回ご依頼をいただきました、嘉島町立嘉島中学校様、本当にありがとうございました!