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BLOG:ありがとう平成

令和になって改めて

もうやがて、この広告宣伝や広告制作の仕事を始めてから20年になろうとしています。

私がこの仕事を始めた時は、今は当たり前のホームページなんかも、ちょっと大きい会社じゃないととてもじゃないけれど持つことはできない高価なものだったと記憶しています。余談ではありますが、この時代はロクでもない会社がロクでもない金額でホームページを売りつけて、今でもその名残でホームページを持つことに抵抗がある方も少なからずいらっしゃいます。その話は置いといて、

当時の広告のメインは新聞折込のいわゆる「チラシ」。そしてテレビCMや媒体広告。

もちろん、どれも今でも現役で活躍中の広告物です。ただ、今ではここにWEBが加わったことで20年前ほど前述の広告のパワーが無くなっていることも事実です。平成から令和になり、この2o年間を振り返った時、改めてこの変化の中で働き、ひとまず生き残ってきたんだなと感慨深くなったわけです。

因みに、その20年前がwindows98。その一個前のwindows95からがこの流れのスタート地点だったのではないかと思います。そしてiphone の登場でトドメ(?)を刺された感じです。私はwindows95-98の時大学生で、「授業で」メールとか教えてもらった世代です。

そして、この20年広告宣伝に携わった所感から。

まずは今日通用していることが3年後通用しているとは限らないこと。もちろん、自分たちの知識や技術もそうですが、結局はこのアナログ媒体からデジタル媒体への変化はユーザーがあってこそ。つまり、これは技術の進歩ではなく、ユーザーへ広告環境の変化と捉えていく必要があります。広告に身を置いている限り最も有効な、最も費用対効果の高い広告宣伝をクライアントに提供していくためには、この変化に敏感にならなくてはならないし、クライアントにもこの変化の重要性をしっかりと伝えて行かなくてはいけないと感じます。

昔は毎日原稿出稿のお願いの電話をかけて、FAXで校正して、MO(エムオー)でデータ入稿してたなぁと、若かりし日を懐かしく思う今日この頃です。