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【SEO対策】検索順位向上のためのキーワード選定

ホームページの検索順位が上がらない…とお悩みの方、ご自身のサイトのキーワードについて考えたことはありますか?

「ない!」という方はそのまま読み進みください。「ある!」という方は、それをどのように設定したかを思い出しながら読み進みください。最後まで読んでいただければ、必ずキーワードの選び方のヒントが見つかると思いますよ。

検索順位とホームページ集客の関連性

ホームページは高い検索順位を保つことが全てではありませんが、ホームページの検索順位が高ければ当然サイトへのトラフィック量は多くなるでしょう。どんなに需要のある商品やサービスでも検索順位が低ければサイトへの流入数は少なくなると予測されます。

seoClarityが公表した2021年のgoogle検索結果におけるCTR(クリック率)は下記のグラフのようになります。
あるキーワードにおいて検索順位が1位なら100回の表示で約14回、つまり7回に1回はクリックが発生するということになります。以前は上位3位までで70%のクリックが発生すると言われていた時期もありましたので、それに比べるとクリック率は大分下がっています。SNSなど他の検索メディアが影響していると考えられますが、表示7回に1回というのは依然として高い数値だと言えますし、何より1位(または上位)という心理的信頼性は無視できないのではないかと思います。

一方で面白い傾向なのは検索順位16位~20位の方が7位以下よりクリック率が高いことです。スマホユーザーがスクロールすることを厭わない傾向にあるのが理由の一つなのではないでしょうか?(PCは2ページまでいくのが億劫ですし…)
検索するデバイスによるところも大きいかと思いますが、何れにしても「まぁこんなデータもあるよ」程度に留めるしかありません。上位表示を狙うことはできますが16位~20位を狙うことはできませんから^^;

検索ボリューム

検索順位とクリック率の関連性は前項の通りです。
検索順位1位なら、検索ボリュームが1000の場合クリック数は142回~143回。
同様に検索順位が2位ならクリック数は約75回、3位なら約47回となります。
この項では、クリック率とともに重要な「検索ボリューム」を、当記事の主題である検索キーワードと絡めながら解説していきます。

検索ボリュームとは

検索ボリュームとは、検索エンジンで「該当するキーワードが検索された回数」を表すものです。検索ボリュームが大きいもの=人気のあるキーワードであると言えますので、検索ボリュームは自社のサイトのキーワード設定の際の参考となるものです。
SEO対策を行う際に、検索ボリュームが大きなキーワードで上位表示に成功すると大量のユーザーのサイト流入が期待できます。ただ、検索ボリュームの大きなキーワードは競合サイトも多く、上位表示が困難な傾向にあります。

一方で、検索ボリュームの少ないキーワードは上位表示に成功しても大幅なサイト流入数の増加は期待できないかもしれませんが、検索ボリュームが少ないキーワードは競合も少ないので上位表示させやすい傾向があります。また、下図のようなサイト流入数の逆転も起きやすいので、戦略的に検索ボリュームが少ないキーワードを狙う(カバーする)こともSEOにおいて有効なキーワード対策の一つだといえるでしょう。

ビッグワード/ミドルワード/スモールワード

検索キーワードを検索ボリュームの大きなものから順に
ビッグワード/ミドルワード/スモールワードと呼びます。
取り扱っている商品やビジネスの規模、或いはBtoBかBtoCかにもよるのですが、BtoBの場合検索ボリュームが1,000以上ならビッグワード、100-200から1,000までがミドルワード、100-200以下がスモールワードとなります。BtoCの場合、これを10倍にした数字がそれに当てはまると考えるとよいでしょう。

検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームは「キーワードプランナー」というGoogle広告のツールを使って調べます。Google広告アカウントがあれば使用できますので一度見てみるのもオススメです。
「Google広告」ページはこちら

ただ、キーワードプランナーは慣れないとちょっと使いにくいので、カジュアルに試してみたいという方は「aramakijyake.jp」などのツールをまずは試してみるのもいいかもしれません。

検索キーワードの選定

ここまで検索順位と検索ボリュームについて紹介してきました。
ここからは検索キーワードの選定について説明していきます。

結論からいうと「ホームページの検索順位」について課題を抱えているサイトは「ミドルワード以下のキーワードを選ぶべき」です。

複数のミドルワードで上位表示を目指す

ミドルワード以下のキーワードを選ぶ理由は、
まず「ホームページの検索順位」=「サイトへのトラフィック数」と考えます。
そして前述の通り、検索ボリュームが大きなキーワード=ビッグワードは競合が多いため、上位表示は困難です。決してビッグワードでの上位表示が不可能というわけではありませんが、上位表示を達成するためには相当の時間とSEO対策コスト、または運良くGoogleのアルゴリズム変更が偶々自社に都合の良いものに変わるなど、が必要です。
大きな野心と信念を持って、ビッグワードでの上位表示を時間とコストをかけてでも達成する!というのも魅力的ですが、現実的には少し難しいでしょう。
従って、「ホームページの検索順位」について課題を抱えているサイトは、多くのトラフィックをできる限り短期間で達成するために、より上位表示が達成しやすいミドルワード以下のキーワードでSEO対策を行うことがオススメです。
また、同時に考えると有効なのが「複数のミドルワードで上位表示を目指すこと」です。一つのキーワードによる検索ボリュームが少なくても、それが複数あれば多くのトラフィックを獲得することができます。
例えば、「地名+カフェ」のようなビッグワードで上位表示されなくても、「地名+紅茶が豊富な店」とか「地名+紅茶カフェ」などの複数のミドルワード以下での上位表示を達成することができれば上位表示並みのトラフィック数を獲得する可能性があるということです。

ユーザーの目的に近いキーワード選択

ミドルワード以下のキーワードを選ぶ理由はまだあります。
それは「ユーザーの目的に近い」ことです。前項の最後「地名+紅茶が豊富な店」「地名+紅茶カフェ」をもう一度見ていただくとわかりやすいのですが、このユーザーはいわゆるカフェではなく「紅茶のあるカフェ」を求めています。当然ですが、ユーザーが検索をする理由は「自分の探しているものを見つけるため」です。自分の目的に近いまたは合致する検索結果が出てきたら、実際のアクション=来店率や購買率は高くなります。

キーワードは何を基準に選ぶ?

最後に実際のキーワード選択について考えていきます。
ビッグだミドルだスモールだといっても見当がつきにくいですよね?
それに前述の検索ボリュームを調べるツールはあっても、自社のサービス内容をキーワードボリュームに合わせることができるとも限らないですから。
なので、まずは「自社の商品やサービスの強み」を明確にします。
この「強みは何か?」ということは様々なマーケティングにおいて登場する割には、なかなか分析しきれていないことが多いのが率直な感想でもあります。
安いのか?量が多いのか?専門性なのか?
種類が豊富なのか?提供が早いのか?
ここにしかない材料を使っているのか?
ここにしかない機材があるのか?

その強みを明確にキーワードにしているかを確認してみましょう。

量が多いなら「大盛/デカ盛り」、専門性なら「オーガニック紅茶専門店/イタリア直輸入の~」、提供が早いなら「スピード仕上げ/最短当日」などです。依頼を受けてサイトを見てみると、経験上、案外この辺が抜けていることが多い印象があります。
他にも、「安い」ことが強みの場合は、ホームページの構造上重要な部分に必ず「安い」や「リーズナブル」などの安価なことを表すキーワードを入れなくてはいけません。また、その他の箇所でもキーワードを意識したライティングを行います。
実際にユーザーがどんなキーワードで検索するか?を想像することも大事です。サラリーマンのランチがメインのお店なら「ランチ 安い」が最もボリュームが多い検索かもしれませんが、より具体的に「ワンコイン ランチ」や「500円以下 ランチ」などで検索してクリックしたユーザーの方が目的に近いのでクリック率と来店率も高くなるでしょう。これを実際のページタイトルで表現するなら「激安日替ランチ500円~!がんばるサラリーマン応援セット」などになるでしょうか?

まとめ

SEO対策におけるキーワードの選び方はとても単純ですが奥深いものです。

事務的に検索ボリュームが多いものを選んでも上位表示されなければユーザーに見てもらうことはできませんし、検索ボリュームが少ないキーワードを選んでも、そもそも検索自体されない可能性があります。また、ビッグワードで強いサイトはミドルワード以下でもある程度の強さを保っていることも多く、勝負するキーワード次第ではミドルワードでも苦労することも珍しくありません。ですが、だからといって何もしなければ検索順位やトラフィック数が増えることは絶対にありませんので、何らかのキーワードによるSEO対策は必要でしょう。
従って、当面の間はスキマを見つけつつ、自社の強みやユーザーの目的、或いは検索しそうなキーワードを想像しながら勝負するミドル以下のキーワードでのSEO対策を行っていくことが有効で正しい方法の一つだと言えます。

検索順位・検索ボリューム・サイトのキーワードを把握しながら、よりよい結果につながるようなSEO対策を継続して進めていきましょう。