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WEB動画広告を効果的に出稿するための基本

最近、ウェブ用の動画制作の依頼が増えています。主にyoutube広告に利用する目的がほとんどですが、その他にも所謂テレビCM以外で、例えば役所やショッピングモール内での「デジタルサイネージ」用にも使われています(こちらはWEBではありませんが)。今回は、なぜウェブ動画広告が注目されているのかを考察した上で、タイプ別に紹介していきたいと思います。

なぜウェブ動画が増えているのか?

1)テレビからウェブへ

まず第一にスマートホン利用者の増加により「動画の視聴」がテレビからウェブにシフトしたことが挙げられます。スマホは一人一台ですのでチャンネル争いも無いし、好きな時間に好きな動画を見ることができます。もっとも、最近ではテレビ番組でさえもウェブで視聴することが可能ですよね。2019年では動画広告の市場規模2,300億円が5年後の2024年には2倍以上の約5,000億円になるという予測もあります。この傾向は恐らく加速していくのでしょうね。

2)通信環境の整備

動画はデータ量が重いですよね。毎月のギガが足りないのは殆どが動画の視聴が原因じゃないでしょうか?ちなみに私は5ギガプランですが、運よくwifi環境を確保できているので「ギガが足りない!」って経験は全くありません。私のことは置いといて、今は各家庭や職場にwifi環境があることは当たり前ですし(もちろん無いところありますよ!)、フリーwifiも至る所に存在します。従って、今はどこでも動画を見れる環境にあると言えます。ADSL時代を過ごしてきた私にとってはビュンビュンです。

3)動画掲載先の充実

一昔前までは動画による広告といえばテレビしかありませんでした。今はご存知youtubeや前述のデジタルサイネージやシネアド(映画館で映画の前に流れるやつですね)、FACEBOOKやツイッター、インスタグラムなどのSNSも掲載先として考えられます。そして、この新しい掲載先は無料だったり、ある程度セグメントを限定するのでテレビメディアよりも安価に広告を行うことができます。

どのメディアに出稿すべき?

1)より多くの人にアプローチしたい!

より多くの人にアプローチしたいなら「youtube」です。日本では6,200万人がyoutubeを利用しています。そして、これは後述のどの媒体にも同じことが言えるのですが、youtube広告はアプローチするユーザーを出稿者側が限定することができます。つまり、自社の商品やサービスとは関係ない(顧客になりにくいと考えられる)層を除外したり、実際に購買意欲が高いと思われる層に重点的に出稿したりカスタマイズすることが可能です。時間帯や地域を指定することも可能です。

2)SNSでアプローチしたい!

SNSはそれぞれの媒体で基本的な中心となる顧客層がある程度決まっています。例えばツイッターなら若い男女、FACEBOOKは年齢層がやや高めの男性、インスタグラムは女性層といったところです。また、他にもツイッターの拡散力、FACEBOOKの顧客カスタマイズ性、インスタグラムはそもそも写真を共有するものなので「見せる」と言う意味では最も向いているかもしれません。

3)映画館や役所で放映したい!

映画館や役所での動画広告の特徴は、やっぱり「信頼とブランディング」でしょう。個人的には、この部分についてはテレビCMと同等の価値があると考えています。また、「映画を見るのは金がかかるレジャーだから、見てる人はある程度お金を持っている人」。これはクライアント様が仰ったことなのですが、なるほどその通りだなと思いました。信頼の部分以外にもこのようなセグメント化が可能で、そのような層「のみ」に向けての広告が可能なのです。但し、前述の2つと異なる点は「枠」に限度があり、本当に出稿したい場所が空いていないことがあります。この場合、枠が空くのを待つしかありません。

動画広告ならメッセージを存分に積極的に伝えられる

ウェブを利用した広告は他には「検索広告」があります。検索広告はユーザーの「検索そのもの」に対して情報を提供するものです。つまり、ユーザー側の行動に依存します。動画広告は、そのユーザーの様々な属性に対して広告提供側から積極的に見せることができるのです。同じようなシステムでは「ディスプレイ広告」がありますが、動画広告の方が伝えることができるメッセージが多く、視覚と聴覚に訴えることで雰囲気やリアルさを表現できます。また、動画を見て興味を持ったユーザーをそのままホームページに誘導できるのも大きな利点です。

これからの広告宣伝はホームページを中心に、如何にして自社のサービスにあった顧客にアプローチをしていくかがポイントです。それは、今回ご紹介した動画広告からなのか、チラシなどの紙媒体からなのか、またはテレビやラジオなどからなのか。有限会社テイクシーでは、あらゆるメディアの広告を高品質で安価に製作を承っております。もちろん、ウェブ動画の制作、youtube広告の運用代行も行なっておりますので、ご興味のある方はぜひ一度ご相談くださいませ。ご相談はもちろん無料です!